六本木ヒルズ、汐留シオサイト、赤坂サカス、東京ミッドタウンなど最先端の流行の発信地である商業施設を抱える港区。昼間人口と事業所数がいずれも23区中1位なのも港区であり、東京を代表する近代的な街並みが特徴です。

民放テレビ5大キー局や、広告代理店、タレント事務所、レコード会社の多くが港区を本拠地とし、ヤフーやソフトバンクなどの情報産業も港区に本社を置いています。

新橋、虎ノ門、品川、芝などのビジネス街、六本木、青山、赤坂などの商業エリアだけでなく、麻布から白金一帯と青山周辺は住宅地も広がっています。港区には、大規模開発や超高層住宅などの計画がたくさんあり、家族世帯、単身、夫婦二人、外国人など多様な生活スタイルの人々が住んでいる地区といえるでしょう。
そのため港区では、企業や店舗など事業系廃棄物が多く排出されます。

事業者（会社・事務所など）は、その事業活動に伴って生じた廃棄物は、自らの責任において適正に処理しなければなりません。

事業者における廃棄物の処理の仕方は、都道府県・各市区町村ごとに異なる場合があります。
ここでは、東京都港区における事業系一般廃棄物の処理の仕方をご案内します。

◆事業系一般廃棄物とは◆

事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、産業系廃棄物以外のものを事業系一般廃棄物といいます。
産業廃棄物とは、法令で定められた20種類の廃棄物となり下記のものになります。
■法令で定められた産業廃棄物20種類
＜事業活動に伴う廃棄物＞
１．燃え殻　２．汚泥　３．廃油　４．廃酸　５．廃アルカリ　６．廃プラスチック類
７．ゴムくず　８．金属くず　９．ガラス・コンクリート・陶磁器くず　１０．鉱さい
１１．がれき類　１２．ばいじん
＜特定の事業活動に伴う廃棄物＞
１３．紙くず　１４．木くず　１５．繊維くず　１６．動物系固定不要物　１７．動物性残さ
１８．動物のふん尿　１９．動物の死体
２０．汚泥のコンクリート固形化物など1～19の産業廃棄物を処分するために処理したもので
1～19に該当しないもの。他に輸入された廃棄物

上記の産業廃棄物以外の事業に伴って生じた廃棄物が事業系一般廃棄物となります。

 

事業系一般廃棄物の種類（東京都港区）

事業系一般廃棄物として、具体的には以下に掲げる種類があげられます。

 

東京都港区における事業系一般廃棄物の処理の仕方

「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」により、事業者は、廃棄物の発生の抑制、廃棄物の再利用等を行うことにより、ごみの減量に努めなければなりません。また「同法律」により、事業者は、事業活動に伴って発生する廃棄物は自らの責任において適正に処理していただくことが原則となっています。（自己処理責任の原則）

したがって、事業者から出る廃棄物は、原則、港区では収集できません。
事業所やお店等から出る、資源やごみは許可を受けた民間の廃棄物収集運搬業者に収集・処理を委託して、適正に処理する必要があります。

※廃棄物収集運搬業者に、収集・処理を断られた事業者の方は、清掃事務所にお問い合わせしてください。

港区において、事業系一般廃棄物処理業の許可を取得している業者の一覧は以下のとおりです。
許可のない業者に処理を委託することは、法律違反となり罰せられますので十分ご注意ください。
港区の許可業者はこちらになります→「事業系一般廃棄物処理業者一覧」

小規模事業所向けリサイクルシステム

港区では単独で資源回収業者との契約が困難な小規模事業者の方向けに、港区で紹介している小規模事業所向けリサイクルシステム（みなとエコ・オフィス町内会、港区オフィスリサイクルシステム）がありますのでこちらをご利用ください。
港区の小規模事業所向けリサイクルシステムの詳細についてはこちらからご確認ください。
小規模事業所向けリサイクルシステム

また、港区で収集している事業系ごみの出し方に関してはこちらをご確認ください。
事業系ごみの出し方

ムゲン･サービスでは港区におけるお客様の状況に応じて、
事業系一般廃棄物の適切な処理の方法をご案内させて頂きますので、お問い合わせください。

東京都港区のエリア

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